【リトルプレス】猫 第5版の商品説明

19世紀の半ば、フランスの文壇で猫ブームが興ります。
ユーゴー、ゴーティエ、ボードレールといった作家たちは、どうして猫に惹かれ、何を猫に仮託したのか？

本書は、19世紀フランスの小説家・美術批評家シャンフルーリ（1821-1889）による猫の文化誌『猫 第５版』の全訳です。
（原典：Champfleury, Les Chats, cinquième édition, 1870）

第５版とあるのは、この本は初版から大変よく売れたため、版を重ねるごとに加筆され、またオリジナル版画を多く加えた豪華版も制作されたので、その最終版を訳したからです。

古代エジプトの女神から日本の浮世絵まで、古今東西の猫文化や、モンテーニュからボードレールまでフランス文学者たちの愛猫譚を、たくさんの挿絵とともに通覧できます。

シャンフルーリは邦訳が一冊もないので本邦初訳となります。

＊保管状況により、納品時より若干のキズがございます。
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加藤一輝、近藤梓
A5サイズ
142ページ

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