【新刊】スリップの技法

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【新刊】スリップの技法の商品説明

ご存知の方は少ないと思いますが、ひるねこ店主は学生時代、あゆみBOOKSという書店でアルバイトをしていました。わずかな期間だったのですが、そこでお世話になったのが、今をときめくフリーランス書店員の久禮亮太‏さんです。

久禮書店<KUREBOOKS>という屋号で、神楽坂モノガタリの書籍部門を担当する他、各地のお店での選書やプロデュース、新刊書店での書店員研修など、幅広く活躍されている久禮亮太さん。そんな久禮先輩の著書が出るとなれば、売らないわけにはまいりません。‏


というわけで、『スリップの技法』(苦楽堂)入荷です!

「スリップ」というのは、本に挟まっている細長い紙、あれです。本をお客様にお渡しする際に書店員が抜いてしまうので、あまり気にしたことはないかもしれませんが、実はあのスリップは販売管理上、そして売り場づくりのヒントとして、とても重要なのです!

本書は久禮さんの代名詞(と思ってます)である「スリップ」について、その意味や使い方を詳しく解説した1冊です。まだまだこれから読み始めるのですが、興奮しながら開いた「まえがき」の〈お客様に気持ちが通じた嬉しさと1冊ぶんの売上が、スリップ1枚ごとに積み上がります。〉という一文に、早くもゾクッとしました。


一緒に働いていたのは約10年前。
当時は意味もわからずスリップを仕分けしていましたが、久禮さんのお仕事に触れることができた、貴重な時間でした。あの作業にはこれだけの意味があったのですね。とても感慨深いです。


書店員に限らず出版関係者は必読です。当たり前のようにデータ管理がなされる現在、あえて紙のスリップを目にし、触ること。それはきっと多くの書店員、そして本に関わる人にとっても大きな武器になります。そこから生まれる思考はきっと、「本は売れない」という定型句やその空気を突き破ります。

そして読者の方にとっても間違いなく面白い。普段何気なく手に取っている本には、その並びには、こんな秘密が隠されていたなんて。複数の本の売り上げから想像する、そのお客様の姿とは?ある意味では謎解き、そしてリアルとファンタジーのせめぎ合い。もう、スリルがたまりません。

本の上からちょこんと出ているあの頭、そっと撫でたくなりそうです。


出版社:苦楽堂
久禮亮太著
四六判並製/248ページ
ISBN:978-4908087073
2017年10月31日初版発行

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