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【リトルプレス】急がば踊れ 37歳のバレエ日記

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人生がつらいなあと思うときはバレエのレッスンに行きたくなる。
かといって元気な時も、もちろんレッスンに行きたい。


2021年の終わり、近所のバレエ教室に入会した。コロナ禍による運動不足解消のためだ。
中学3年の頃までは習っていたが、それから20年以上バレエとは無縁の生活を送っていた。
36歳。大人として出会い直したバレエには、子ども時代とは全く違う、新しい世界が広がっていたーー。


作者は、翻訳者の柳澤はるかさん。
『フィンランドの幸せメソッド SISU(シス)』『マッティは今日も憂鬱』『フィンランドの不思議なことわざ』などの翻訳で知られ、当店でも何度かトークイベントを開催したことがあります。

本書は、2022年4月からの約1年間の日記をブログから抜粋して収録したもの。
バレエの話を中心に、翻訳の仕事や好きなドラマ、読んだ本や体の不調のことなどについて綴った一冊です。

イラストは、フィンランドを愛するユニット「kukkameri」の新谷麻佐子さん。
新谷さんともフィンランド繋がり、展示繋がりでご縁があります。

柳澤さんの等身大の文章に新谷さんの柔らかなイラストが合わさって、
他にはない特別な一冊になりました。

印刷・製本は藤原印刷。
隅々までこだわりが感じられます。

ふとしたきっかけで再開/再会したバレエが、心も体も大きく変え、支えになってくれた。
迷いを抱えている方、何かを始めたいと思っている方の背中を押してくれる一冊です。


☆プロフイール
柳澤はるか 

東京在住の翻訳者、ライター。1985年生まれ、東京大学文学部卒。
20代後半の頃、旅行で偶然訪れたことをきっかけに北欧、とくにフィンランドの文化に興味を抱き、以来、繰り返し現地を訪れるようになる。2017年以降、翻訳、執筆、講演などを通してフィンランド文化を発信している。
訳書に『フィンランドの幸せメソッド SISU(シス)』『マッティは今日も憂鬱』(ガイマン賞2017「センバツ!作品賞」1位受賞)『マッティ、旅に出る。』(いずれも方丈社)、『フィンランドの不思議なことわざ』(草思社)がある。



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著者:柳澤はるか
イラスト:新谷麻佐子
印刷・製本:藤原印刷
サイズ:128mm×188mm
ページ数:120頁

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