【新品】いっせいになにかがはじまる予感だけがする

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【新品】いっせいになにかがはじまる予感だけがするの商品説明

その港町が僕のことを追い出したとき、すでにひとつの冬がおわろうとしていた。一方その頃オフィスビルに住む老人は、バス停を押す女は、名前のないワニは、インターネットの予備校生は──。透明な移動が曖昧な身体を運び、見知らぬ他者の生活を静かに貫くロードムービー。(帯文より)

現代という時代の圧倒的な加速感に身を委ねながら、その内側へ虚構の風景を立ち上げる詩人・のもとしゅうへいによる初めての小説作品。端的にわかりあうことをゆるやかに拒絶する世界で、そこに生まれる無数の予感を静かにみつめ、写しとろうとする試みです。執筆から造本設計、ブックデザインまでを著者自身で手がけた一冊。
オンラインや各地書店での取扱いの他、本来アート作品を発表し観覧する展覧会という機会をはじまりとして、来場した皆さまが手に取り、それぞれの生活へ帰っていった後も細く長く関わりを持ちつづけられるような本のあり方を探っています。


著者について)

のもとしゅうへい / shuhei nomoto
1999年高知県生まれ。東京藝術大学美術学部在籍。2022年より神奈川県・真鶴町へ移り住み、生活と並行して企画・執筆・編集・装幀までのすべてを個人で手がけるセルフパブリッシングの活動を行う。同年より『ユリイカ』や『現代詩手帖』(思潮社)に新人作品として詩が掲載され、2023年冬に「ユリイカの新人」に選ばれる。言葉や視覚表現を用いて、現代における不条理を虚構の風景に置き換え、実世界の姿を別の角度から記録することを試みている。


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のもとしゅうへい
ISBN 978-4-9913347-0-2
Cコード C0093
判型 A5変形判
(縦200mm 横120mm 厚さ21mm)
頁数・製本 238ページ/上製本
初版年月日 2023年11月11日
印刷製本 株式会社イニュニック

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